石碑建立事例☆滋賀県湖南市

みなさまこんにちわ!

滋賀県では5月14日に緊急事態宣言は解除されたものの、まだまだ安心して元通りの生活が送れるような環境にはございません。

昔々の先人たちは、医学も発達しておらず、原因と治療法が確立されていない疫病対策として、神様や仏様にすがり、現代まで残る様々な建造物を建てたと言われています。有名な東大寺の大仏も疫病対策が建立の背景にあったと言われています。

私たちはほぼ毎日墓地で仕事していますが、最近お墓参りしている方を以前にも増して多く見るような気がします。

まだまだ新型コロナ対策として具体的な策が出来ていないこの世の中において、頼ったりお願いしたりすることのできる一番身近な存在は神様仏様ではないでしょうか。

近年、信仰心が薄れ、仏様や神様に対する意識の低下がメディアなどでも取り上げられています。

これを機に古くからこの地に伝わる文化が見直されることを願います。

 

さて、本日は先日建立させていただきましたこちらを紹介いたします。

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湖南市三雲にございます妙孝寺様にて建立させていただきました「南無妙法蓮華経」の碑でございます。

なんと高さは3メートル!!

そして階段横の土手部分に建ててほしいという要望に頭を悩ませました。

というのも、重機が入る場所がなく、昔ながらの工法の三脚でも高さが足りず……

ほうれん草を食べて自力で持つしかない!!笑

そんなポパイみたいなことも出来るわけなく。

 

最終的にこのやり方でいきました ↓

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木と木にワイヤーをビンビンに張り、そのワイヤーにチェーンブロックを引っ掛けて、石を吊り上げ、少しづつ移動させました。

上の写真は見にくいですが、ワイヤーが張られております。

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いや~こわかった!!笑

重さが600キロ以上の石を吊っていたので木がしなるしなる!!そしてたまに「メキッ」という音!!

石屋になり8年くらいで初めての経験でしたので、こわかったですが、楽しい良い経験をさせていただきました。

いや~なんとかなるもんですね!笑

今後もこの工法はどこかで役に立ちそうです!

 

本当にありがとうございました。

 

(有)小 島 石 材

滋賀県湖南市柑子袋749

TEL: 0748―72―0194

Mail: info@kojima-stone.com